リリー・フランキー作の『
おでんくん』。
昨年まで「天才テレビくんMAXビットワールド」のアニメコーナーで放送されていました。
(今は別のアニメを放送中)
おでん村に住むおでんくんたち。住人はおでんの具。
基本的にみんな子どもで、学校に通っています。
(先生とお医者さんは大人)
そこへ、学校のお友達ではないけれど時々現れる「ニセおでんくん」。
二人は似ているんだけれど、本物のおでんくんは丸い外見でのんびりした様子ですが、
ニセおでんくんはちょっと尖った感じで、世知辛い世の中に生きている感じ。
ふらりと現れたニセおでんくんをみて
おでんくんが「あ、にせもの・・・」といいました。
それを聞いたニセおでんくん、
「
ぼくはきみのにせものじゃない。
ぼくは本物のニセおでんくんだ。
なんどいえばわかるんだ」
そういわれて
「なんどきいてもわからない・・・」
とつぶやくおでんくん。
本物のニセ・・・?
って、それは結局にせものなのでは?
でもにせものではないそうだ。
???
そうか、ニセおでんくんは、
似ているけれどもおでんくんに成り代わろうとしているわけではない。
(ニセおでんくんは、おでんくんたちを子どもっぽいと思っている)
「ニセ」というのは、固有名詞だ。
「ニセ」=偽 としてしまうのが罠だ。
本物の「ニセおでんくん」。
ニセおでんくん、名前変えればいいのに (笑
リリーさん、ナイス。
面白かったんですよこのアニメ。大人にもファンが多いです。
毎回、なかなか含蓄のあるいいお話なのです。
こんなややこしいのはニセおでんくんが現れるときだけで(笑